イギリスで菓子折りを選ぶ でも手提げ袋がないのはいつも問題

Oxford Street Christmas decolation イギリスの話

ロンドンで日系企業に勤めていると、相対する顧客は基本日本人です。生まれも育ちもイギリスの日本人ではなく、日本からの駐在員が主で、そのアシスタントとして在英日本人永住組が現地採用で働いているパターンが多い気がします。*あくまでも私の主観です。

通常顧客のところに行くのに手土産などは持っていかないのですが、たまに、日本の本社からやってくる偉い人たちが来英し、表敬訪問したり、されたりします。

その際に、大したものではございませんが、と、贈答品をやり取りする習慣はイギリスでも施行されています。

で、そのお土産を考えるのはいつも私〜。永遠にパシりの私〜。

自分の仕事を下卑するつもりは毛頭ありませんが、日本で働いていた20代の頃会社そばのキムラヤに使いっぱに走り、イギリスに来て、50代過ぎても同じことをしていることに、諸行無常の響きってどこさ?と感じる時もあります

大体は食べ物、ようは菓子折りなのですが、本音をいえば、イギリスのお菓子などより、日本のお菓子のほうが絶対においしいので、むしろイギリスのお菓子をあげるのは失礼なんじゃねぇの?と思ったりもします。

が、手土産は必須、それもイギリスっぽいと枕詞がつくのでまぁ面倒くさいんですが、はいはい、菓子を探しに行きますよ〜。

菓子折りの鉄板はCharbonnel et Walker、イギリス王室御用達、高級チョコレートです。

もしくはF&M(Fortnum and Mason)のかわいい缶に入ったお菓子です。問題はクッキーなどは比較的値段が安価で、予算8千円から1万円とか高値で設定されると該当がないんですよね〜。値段に合わせるとかさばったりとちょうどいい価格のものが見つかりにくいのが難点です。

安価といっても自腹では買わないけどさ。

コロナ閉鎖期間が明けて日本からの出張者が増えてきた今日このごろ、久しぶりにお土産を頼まれました。

いつものCharbonnel et Walkerでいいじゃん。と思うのですが、大体2−3種類の候補を出さないとダメなのよ。

そのお土産候補を探している中でベルギーのチョコレートメーカー、ノイハウス(Neuhaus)をハケーン!

ちょうどクリスマスなので、アドベントカレンダーのチョコレートがあり、

これは、アリだな。

と、私の直感に沿い、部長へご進講(これって普通に使っているんですよね、オトナ語?)しました。

上からの、ノイハウスがいいんじゃなぁい。の一言で決定。

早速注文、ポチッとな

しかし、日本の贈り物は、品物を入れる袋を用意してなんぼの世界。ただ品物だけを揃えればいいというものでもないのです。

でも大丈夫!伊達にロンドンで会社員10年以上やってんじゃないのよ。ギフトを入れる紙袋はGift shopで販売しているので、そこでひたすら地味な紙袋を購入すればよいのです。

袋が、手提げ袋がなーい!とうろたるような小娘の時代は終わりました。

しかしノイハウスも流石にベルギー王室御用達なだけあって、なんとノイハウスのロゴ入り紙袋も一緒に梱包されているじゃない!

別にお願いしたわけでもないのに、すごいわ〜。マチの幅が広い立派な紙袋だわ〜。

この感動は日本にいると、普通じゃないと思われるかもしれませんが、ギフトを入れて、先方に渡すためのショップロゴ入りの紙袋ってないのよ。

今後Charbonnel et Walkerじゃなくてノイハウス推しになろうかな〜。周りの同僚に、紙袋入ってるよ〜。と感動を分け与えようとしたら

ギフトと袋のサイズがあってない。

袋が小さすぎて、ギフトが入らない。ご丁寧に2枚も紙袋入っているのに、いや、1枚でも2枚でも入らないものは入らない。

残念でした。

ギフトがあります、紙袋もあります。ここまではOK。

でもサイズもちょうどいい/もしくは入る大きさ。が必要である。という考えまでにはたどりつかなかったか〜。

がっかりもしましたが、まぁイギリスではここまでが精一杯ってとこでしょう。

袋を入れる。そこまでわかったのなら、次は大きさを考える。そこまでいけるかもしれない。

おそらくサイズが合わないのはわかっていて、でもなかったので小さいけど、2枚入れてお茶を濁そう。と思っているだけだとは思いますけどね。

今回はギフトサイズにあった紙袋は私がまたパシって買ってくるから、大丈夫よ。

同封されていた紙袋は無用の長物となったので、私が責任を持って使います。

だって、すごく頑丈そうでマチも広くて、使いやすそうな紙袋ってあまりないんだもん。

とりあえずゴルフコンペ用グッズを入れている袋がボロボロなのでノイハウスの袋にアップグレードします!これであと4-年は持ちそうだ。

今日も読んでくれてありがとう!こちらがお菓子を渡すということは、相手からもお菓子をもらうということなので、それが私にも回ってくることが多々あります。定番最強はヨックモックですかね。あれはいつもらっても嬉しいです。イギリス人にも喜ばれるし、そして、何より配りやすいのです(ここ最重要)。チョコが挟まっているクッキーももちろんおいしいですが、シガールでも全然問題ないので(むしろバッチこーい)、イギリスへのお土産はヨックモック、ヨックモックをお願いします!

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