COP28で開催されていますね。
イギリスでも大きく取り上げられているし、チャールズ3世国王(チャールズが国王っていまだに慣れないし、3世なのも慣れない)がオープニングで演説していましたね。
COPとは「Conference of the Parties、国連の気候変動対策の会議」で、28は会議が開かれて28回目だということだそうです。
28回も開かれている割には、毎年異常気象に襲われているような気もしますが、成果が出るのには長い時間がかかるのでしょう。
ロンドンにいるとあちらこちらでデモがあり、先日も化石燃料を扱っている会社の保険を担当している会社に対する抗議のデモが開かれていました。
日系企業もその一つに入っていたらしく、スカイガーデンのあるビルの前でデモやってました。
たまたま通りかかったのですが、たくさん人がいて大きな音を出しての抗議。しかし通行の邪魔になるわけでもないですし、交通整理も行われており極めて平和的に大声で批判していました。
個人的な意見としては、だって今化石燃料使ってるし、今すぐどうにかせぇって言われても。。。。と激しく困る事になっているとは思いますが、まぁがんばって欲しいです。
社会や国でできる事はたくさんあると思うのですが、私も一個人ながら何かできないかな?何かないかな?
小さな日々の暮らしの中で一つ思いつきました。
ものすごく声を大きくして提案したいのですが、
日本で作った会社のカレンダーをイギリスに送って(燃料がかかる)、それを顧客に郵送する(郵送するのに燃料がかかる、梱包材を消費するので燃料がかかる)のをやめる
というのはどうでしょう?
いえね、決して面倒くさいからというわけでは、あるんですけど。(あるんかーい!)
コロナ前はね、営業さんたちがお得意様のところへ年末の挨拶に行く際に、カレンダーを持って、来年もよろしくお願いします。弊社のカレンダーですが、お使いいただけますと幸いです。とお渡ししていたのです。
でもコロナでロックダウン中には持参が叶わず。
その際に、訪問できなければ郵送すればいいじゃない。と気づいた方がおりました。
ロックダウン中なので、私達も顧客のオフィスもしまっているはずなのですが、冬ぐらいには微妙〜に解除されている期間もあったので、郵送も可能でした。
日本人でも現地社員(私)はオフィスに行かないので、駐在員さんたちが自分で梱包して、郵便局に持ち込み発送。
ちなみに顧客のオフィスも駐在員さんたちは誰かしら出社しているので、カレンダーは受け取ってもらえるのです。
なんでそんなにカレンダーを送りたいのさ?
そしてなんでみんな出社しているのさ?
まぁそんな経緯があり、コロナが明けてからはお得意様に年末のご挨拶に行くという慣習は廃れ(年末はものすごく忙しいので、挨拶だけの用事で外出するのは回避したいらしい)、カレンダーだけを送るという風習が残ってしまったのです。
どうせならともに滅びてほしかったよ。。。。
そんでね、郵送で自分たちが行かなくていいのなら、じゃぁ、この客にも、こっちにも、と送付先は増えてしまい、今ではのべ30社にも送付することになったのじゃ。
なんで!カレンダーって送るのがすごく面倒くさいのよ。まずね、日本から届いたら、発送する12月まで保管しないといけないから保管場所探さないといけないでしょ。
実際に発送作業になる前に、まず長いカレンダーをクルクルってまかないといけないし、ビニール袋に入れないといけないし、ビニール袋に入れる時、角が引っかかって、破けちゃうことがあるし、送付状も丸いカレンダーにくっつけるので見た目悪いし、そのカレンダーに合う大きさの封筒はないから、注文してもらわないといけないし、費用も手間もかかっているんですよ!
こんなこと許していいのCOP28!
とりあえず閉会のときに、日本はカレンダーを海外に郵送するのはやめた方がいいと一言お願いします。
日本中の企業がカレンダーの海外配布をやめたらとてもいいと思うのだけれども、一つだけ問題があるんです。
私、企業が作成しているカレンダーが大好きなの〜!
壁掛けや卓上カレンダー、今は結構少ないけれど、手帳とか、1年のカレンダー付きペン立てとかね、毎年送られてきたり、営業さんが顧客訪問時にもらってきたりと、数や種類が豊富にあったのです。
その中からこれほしいな〜というのをもらい、翌年から1年間使うのです。壁掛けカレンダーは家の玄関口に飾っており、今の時代でも、予定など普通にボールペンで書き込んでいます。
コロナ禍はカレンダーを送るけど、受け取れないので(私は)、貰えなかった。。。我が家の壁掛けカレンダーが2年更新されなかったよ。。。。
今はあるよ。かわいい動物の写真のやつ。あと卓上カレンダーはもらった会社のゆるキャラでかわいくってお気に入り!
日本人ってカレンダー好きなのか、送ると喜ばれてしまうのです。そしていただくと喜んでしまうのです。
先日もうちのオフィスに訪ねてくる方から、壁掛けカレンダーがありますが、ご希望の方はいらっしゃいますでしょうか?と問い合わせがあり、皆さんにお伺いしたところ、5名の方の手があがりました。
みんなカレンダーほしいよね。わかるよ。もちろん買うのもアリなんだけど、会社勤めが長いと、カレンダーってもらうものって思っちゃうもんね。
豆知識ですが、最近は会社自身がサポートしているアーティストの方の作品のカレンダーが多いように思います。あと日本の会社って自前のキャラクターがいて、販促品的にカレンダーも作成されているので、なかなか面白いのですよ。
カレンダーってその会社の個性やセンスが出ていて見ているだけで楽しいのですが、自分が関わるとまったく楽しくなくなるので、やはり我が社のカレンダーだけでも中止してほしいです。(環境問題はどうした?)
今日も読んでくれてありがとう!今もあるかどうかわかりませんが、JALで女性CAさんたちのカレンダーをもらえていた時は大人気でした。大人気すぎて、もらえる部数も2部だけ。当時はCorporate rateを担当していたこともあり、JALの担当さんに、女性CAさんではなく、パイロットさん(整備士さんや、スーツケースを運ぶトローリーに乗っている人たちでもOKだよ!)のカレンダーは作らないんですか?と個人の趣向で問い合わせたところ、主に企業に配るので、男性の意見がより反映されるので、女性CAさんのご希望が多いんですよ〜。と社会の縮図を教えられました。
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