*多少ネタバレを含みますので、まだ見てない方、ご自衛を。
イギリスでもやっています。ただ地元の映画館ではなく、電車で30分ほどかかるところ(が一番安近短)で見てきました。
1日お休みもらった日があったので、平日昼間に一人でみてきました。
私がチケットを取った時は3席ぐらいしか埋まっていなかったのに、実際の開演時間では1/3ぐらいの埋まり具合でしょうか。みんなイギリス人っぽかったです。
そして前の列が一列すっかり空いているにもかかわらず、私の両隣の席には人がいる。そしてその両隣の人たちの隣の席は空いている。
うん、平気、こういう星の下に生まれてきているってけっこう前から気づいているから大丈夫。
別にその方たちが、うるさいとか、おしゃべりするとか、椅子ガタガタ鳴らすってわけでもないので、特に問題はなしです。
ただ、私が映画の最中にポップコーンをポリポリ食べていたときと飲み物の缶をプシューっと開けたときに、チラリと目線を送られた時は申し訳ないと思いました。
Perfect daysは賞もとっていて、前評判はもちろんすごく良くて、イギリスでもすでに見た友人たちは大絶賛していたので、期待マックス!
なのですが、私はジブリ最新作の、「君たちはどう生きるか」を見て、どう評価していいかわからなかった民です。
どうだった?と聞かれて、うーん、ネガティブな感想はないのですけれども、まぁいいのかもしれないけれどよくわからない。が私の答えでした。
で、今回のPerfect daysもどう評価していいかわからなかった民でした。
いや、静かな映画な割には最後まで目が話せないし、いい映画だとは思うのですが、どう感想をいうのが正解なのかわからないのです。
ダンナにこの思いを伝えても、「えっ、みんな素晴らしいっていっている映画なのに?大丈夫?」と意味わからん心配までされましたよ。
いや、大丈夫です。せっかくだから私もみんなみたいに感動したかったな〜。でも今も思い返しているので、見る価値アリありの映画だと思います。
あと映画を見ていて、周囲の反応でおもしろかったのが、主人公の役所広司さんが、映画の一番はじめの方で読んでいた本のタイトル(映画を見ていた時は私はタイトルまで見えなかった)に、一様にハッ!とした反応をしていました。
調べてみたら、作者とタイトルは、ウィリアム・フォークナーの「野生の棕櫚(しゅろ)」だそうです。英語名だと、The Wild Palms 。
少なからずの人が、反応をしていたので、これはイギリスでも有名な本なんでしょうか。イギリス人のダンナは、知らない。だそうです。
今日も読んでくれてありがとう!思い出のマーニーを始めてみたとき、やはりどう評価していいかわからない民でしたが、2回目に見た時は、なにこれ〜、すっごい名作なんですけど〜。と感動したので、君たちはどう生きるかもPerfect daysももう一度みるとまた違った感想になるのかもしれません。次に乞うご期待!
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