資産形成 イギリス不動産の場合

資産形成

イギリスでの資産形成で一番有名なのは、プロパティ・ラダーでしょうか。翻訳すると不動産のはしごですね。

小さなOne bedroomのフラット(日本で言うアパート)から始まって、不動産の値上がりに伴い売却、その利益で更に大きな家を買う。をはしごを登るように、繰り返し購入し段々と資産を増やしていく方法です。

値下がりしないイギリスの不動産事情によるものですが、今は不動産自体が値上がりしすぎていて、一番はじめの不動産に手が届かない状況になっていたりします。

しかも今は未曾有の金利高、つい最近では住宅ローンが6%に値上がっているそうです。今購入を考えている人もそうですが、ほんの3年前(コロナ前、金利がすごい低かった)に購入した人は、今どうしよう。。。。と途方にくれている事かと思います。

恐ろしや。

しかし不動産がほぼ値下がらないロンドンの住宅事情、住宅ローンを借り換えるタイミングで多めに借り入れ、2軒めの購入、そして賃貸にだし、家賃でローンを返済するやり方もあり、やっている人も多いです。

友人や会社の同僚など遠くない知り合いの間柄には絶対2,3人います。それだけ確実に儲かるみたいです。

まぁ、うちはやってないですけどね。

だって通常の住宅ローンを返すだけでもやっとなのに、更にローンを借りて万が一借り手がつかないとか、こちらの不動産は基本家具付きだからその準備資金も必要、第一ローンの借り換えに許可が出るほど稼いでもいない。

もしうまく購入できても、火災保険やテナントさん対応などなど、共働き夫婦と成人前お子1人の家族には無理な話なのです。

でもやってる人いるんだよね〜。どうやっているんだろうとは思うけれど、やはり色々と大変な事もあるらしい。我が家はその色々と大変なことが起こるのを想像して断念しました。

でもここまで来るのに3件のはしごを渡ってきました。今思えばあの時にああしておけば。。。と思うこともありますが、その時できなかったので仕方ない。とあまり考えないようにしています。

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