Japan 祭りについて物思う

イギリスの話

10月1日(日)にロンドンのトラファルガー広場で、4年ぶりのJapan 祭りが開催されました。

Japan祭りとは、その名の通り日本に関係したイベント、屋台、日系企業のブースなどが出たり、盆踊りや神輿担ぎなどある祭りです。

ネルソン提督が見下ろすトラファルガー広場を1日借り切り、大々的にJAPAN な祭りが行われます。ワッショイワッショイ!

日経新聞でも福島の特産品などを扱ったお店の事など取り上げていました。

今回は、とにかく明るい安村さんが出演されたり、デューク更家さんもいらっしゃったそうです。この人の事よく知らないけど。

当日は大盛況だったらしく、参加された方は楽しい時を過ごされたのではないかと思います

Japan祭り第1回目から参加していた私としては今もなお継続して開催され、大盛況となっているのはとても嬉しくとは思いつつ、

もう私は行くことはないだろうな。

とも思います。

理由は、人出が多すぎと日本の方が楽しいから

年に1回日本に帰国するだけで十分楽しいので、大混雑しているJapan祭りに行く必要がないのです。

祭りに行くのに必要性があるないなど野暮だと思うのですが、行く気にならないんですよ~。

開催が始まった(10年以上前です)当時は、家族一丸気合入れて、朝一番に到着し、会場を一回り、欲しいと思ったものはその場で即決購入、お昼ご飯を11時には済ませ、大量のお買い物荷物をひっさげ12時前には退場。

なぜなら時間がたてばたつほど混雑度が増し、一度通った場所に二度と戻ることもできないほどの大混雑、いうなれば年末の新宿伊勢丹の地下食品売り場のような大混雑ぶりになるからです!(伊勢丹地下ヤバイよね、なんであんなに混むのさ)

帰宅の道すがらJapan祭りに行く人たちの巨大な流れを見て、ロンドンにこんなに日本人っているんだ、日英カップル多い~と驚きつつ、今日もいい日だったと幸せに思った日々も今は昔。

今では、人がたくさんいるしロンドン行くの面倒くさい。となってしまいました。

あの時の情熱はどうした?

Japan祭りで手に入る日本食や雑貨は今では日常生活の中で比較的簡単に手に入るし、屋台の食べ物も割高感あるし、特別感がなくなったといいましょうか。

年を追うごとに、開催場所も広くなり、食べ物や雑貨だけじゃないイベントも増えてきて、祭り自体はさらなる進化を遂げているのに、それに比例して私が後退しているというか、間が持てない

Japan祭りって一日中やっているんですよ。ご近所に住んでいるならともかく、見たいプログラムが複数あって開演時間が午前だったり午後だったりすると、その間私は何をしていればいいのさ?

焼きそばとかお好み焼きとかの屋台もでているのですが大行列。屋台でご飯食べて(高い、たまに微妙な味に当たるとしょげる)、イベントを見て、せいぜい2-3時間ぐらいが滞在時間。

行ったら絶対に楽しく思うのはわかっているのですが、でも面倒くさいってなってしまうので、Japan祭りは個人的にはもう行かないと思っているだけです。

もし興味があってまだいった事ない人がいたら来年行ったらいいと思います。まぁこんなのあるんだ~と知っておくのもいいのではないではないでしょうか。

自分で言っといてなんですが、偉そうだな。

あとコソコソ話、Japan祭りは在英日本大使館をはじめ、商工会議所や日系団体を大いに巻き込み運営されています。

イギリスにある日系企業は運営にかかわっている団体とはいい関係を作らないといけないので、この祭りにスポンサーとして運営側から拠出金をお願いされます。(という名のかッあg。。。。。)

会社の財布(経費)から払うので、なんぼ払ってもいいのですが、運営側がJapan祭りを開催することによって、イギリスの日系社会内のプレセンスを高めようという思惑もチラリと見えてくるようなこないようなそんな気がするようなしないようなことはないようなそんな事を物思っています。*あくまで個人の考えで、私はいつもこんな事考えている人です。

Japan祭りに行くならJapanに行きたい。そんなふうに今は思っています。

今日も読んでくれてありがとう!過去の経験で楽しかったのは、JALのブースでCAやパイロットのジャケットや帽子をかぶるなどの簡単なコスプレをさせてくれたのが良かったです。あれは楽しかったな~。なんだかんだいっても行けば楽しい祭り。それは間違いないです。

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