GCSE イギリスの中学卒業試験的な試験

イギリスの話
サウスバンクからロンドンCityを望む。、テムズ川の川岸に降りることができます。この時は満潮っぽいので砂浜は狭いですが、引き潮のときはけっこうな幅があります。降りれることは降りれるのですが、降りたくない。たまに夏など観光客の人たちが降りたりしているのが、見てるだけで怖いから、降りるの禁止してほしい。

*イギリスのGCSE試験に関しては私の記憶と経験をもとにしています。イギリスでは地域、学校によって違いがあります。

ただいまお子様たちが、GCSE試験の真っ最中の時期の親御様たち、いかがお過ごしでしょうか?

お子様たちの仕上がりはともかく(もうここまで来たらあとは神頼みよ)、これであのストレスフルな日々が終わると思うと、少しホッとしているのではないでしょうか?

私はしました。もうやれることはすべてやった。あとはもう本人頑張れ!

しかし、イギリスで育児をしてくると日本とは違う教育システムに驚かされます。

驚くというか、惑うというか、へぇ〜、そうなの?としか言いようがない。

その一つがGCSE、Secondaryという日本で言う中学校の最後に受ける試験で、その後に、就職するなり進学するなり道があるのですが、どちらにしてもこのGCSEの成績がものをいいます。

履歴書に書くのもこの成績から、人生を決めるテストといっても過言ではないでしょう。

もうそれだけで緊張するよね。

高校受験に当てはまるものとも言えますが、別に進学しなくても受験は必須なので、卒業試験的なものでしょうか。日本にないと当てはまらないからちょっと説明に困るわ。

ハリーポッターの翻訳の方も大変だったかと思います。日本語の翻訳版は読んでないので、どのような翻訳をされたのかは知らないのですが、Prefectなんて制度は日本にない!と心の中で叫んでいたことでしょう。それとも、そういった一筋縄ではいかない翻訳こそ腕の見せどころ!と盛り上がったのでしょうか。

Prefectってなんて翻訳されてる?風紀委員とか、そんな感じ?

そして何と言っても試験期間の長さ、科目にもよりますが、4月下旬から始まり、5月のハーフタイムをはさみ、6月中旬まで2ヶ月ほどかかります。

必須科目の5科目の他に将来何になりたいかも考慮して、科目を選択しないといけないので、子もそうですが、親も必死。大体GCSEの勉強は13歳ぐらいから始めるので、そんなんわかるか!

と思いますよ。

必然的にお子の得手不得手の科目を考慮して選んでいくのですが、数多すぎ。最低でもたしか9科目取らないといけないのです。もちろん多くとってもいいのですが、わざわざ自分で窮地を作るようなことしないよ。。。

しかもね、受験勉強が大切なときに、先生たち、休みます。そりゃあもう休みます。しかも長期で休みます。理由は病欠、先生たち病みすぎ。

その都度代行の先生がきたり、自習になったりするので勉強が遅れがちになったりします。

そしてParents meeting(保護者面談)の日にも登場しない先生は必ずいます。

いつまで立っても来ないから他の先生に聞いたら、さっきまではいたんだけど〜、と探してもらったら、具合が悪くなったから帰りました。などがよくありました。

後日メールにてやり取りをさせてもらうんだけど、でもこっちだって平日の夕方に都合合わせて夫婦揃って学校まで来てんだよ。せめてうちのコの話だけでもしてから帰って。。。。。(エゴ丸出し)

そんな厳しい日々を乗り越えて、やっとというか、本格的に始まったGCSE試験、皆様グッドラック!

今日も読んでくれてありがとう!MOCK(モック)というGCSEの模擬テストが11月と2月にあります。私立やグラマーは違ったりもしますが、公立はだいたいこの2回。模擬試験なので、本番同様講堂でテストを受けるため、いつもの教室と違う、その静かな緊張感から泣き出してしまう子もいるそうです。うちのお子も雰囲気に飲まれてお腹痛くなったりしたみたいでかわいそう。。。でもそれこそまさに当日の練習なので、頑張って慣れてね。あとめちゃくちゃ寒いそうなので、暖かい格好が必須です。

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