Horizonと名の付くものに近づかないほうがいいみたい

イギリスの話
新年過ぎたね。次のイベントはバレンタインデーだよ!

イギリスの郵便局冤罪事件、Horizon Scandal, 今年に入ってからかなり大きく取り上げています。

2023年にITV(イギリスの地上波テレビ局)でこの題材で作成したドラマが秀逸らしく、今また注目を浴びているみたいです。

この問題は以前BBC(多分)でもドラマ化はしていたはずですが、ITVの方がより優れた番組だったのでしょう。

曖昧な記憶と認識なのですが、この問題での富士通の立場は、一度最高裁で富士通のシステムに問題なしだか責任なしとかで、富士通に賠償の責任はない。と判決が出ている気がする。

一度最高裁で結果が出てしまえばそこからひっくり返る事はないはずなのですが、ただ最高裁で結果は出ているけれども原告はそれを認めていないからとかなのかな。

世論が、だって最高裁で払わなくっていいっていったもーん。とは言わせない流れになっているのと、政府にスケープゴートにされているのだと思う。

このホライゾンは富士通が買収したイギリスの企業が開発したシステムなのですが、この会社は郵便局だけでなく、あちこちの政府関係のシステムを受注しており、政府関係者とガッツリかかわっているので、

富士通のシステムに問題があったという事は大前提として、それをここまでの大冤罪事件として広げてしまった責任はイギリス郵便システムおよび政府の対応にもかなり問題があった

のではないでしょうか。

なので、今ここにきて富士通がかなり前に押し出されているのは政府が怒りの矛先を少しでも変えるために盾にしているのかなぁとも思います。

イギリス政府:おい、富士通、今世論がすげー怒ってるから、ちょっとボコられてこいや。(お前フルボッコされて金巻き上げられてろ。)

富士通ボス:・・・・・・わかりました。。。。。。。(チクショウチクショウ)

みたいな感じの会話がNo.10で繰り広げられていたらしい(あくまでも私の妄想内での出来事です)

冤罪を受けた方たちの名誉の回復と受けた辛酸を少しでも和らげる事のできる十分な賠償を受けられる事が迅速に決まることを心よりお祈りいたします。

やってねぇのに、お前がやったんだろう!と責められるなんて想像しただけでも怒髪天!

実際に被害にあい、いわれもない中傷を受け、有罪と判決を受けた方たちの怒りと無念さが20年たった今イギリス国民に可視化されているのだと思います。

ドラマの威力すげぇ。

それにしてもHorizonって単語、2012年に日立製作所が受けた、原発建設プロジェクト、「Horizon Nuclear Project」 にも使われているんですよね。

この計画はうまくいかなかったみたいで2019年に凍結しています。

もうイギリスでHorizonって単語をつけた何かにかかわらない方がいいと思う。

今日も読んでくれてありがとう!日本で自民党で裏金疑惑で刑事告発されていた議員7名が不起訴になったみたいですね。この決定を受けて国民の怒りはどれほどなのか。それもと、まぁいつものことかってあきらめ気味?ドラマ化してNetflixで全世界的に発信すれば不起訴も起訴になると思う。悪い事はだれがやってもダメでしょ!と責任を問える社会ってのはどこにあるんでしょうかね~。

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