サラリーウーマンの宿命として、稼いだお金はがっつりと税金を引かれてから、手元に届きます。
まぁしょうがないですね。税金で社会のインフラを整備しないといけないし、でもけっこう無駄に(これとかこれ)使われているけどね。
無駄に使う側には回れないので、日々お賃金をいただく仕事をしているのですが、課税対象は所得だけでなく、福利厚生も含まれます。
Private health insuaranceやGymメンバーシップなどがそうです。
費用は全額会社負担なのですが、かかった費用が課税対象なので、その分税金を支払います。これも給料天引き。
よくあるのがPrivate Health Insuranceでしょうか。
ものすごく簡単な例:
Private health insuarance - 年2000ポンド
この2000ポンドが収入とみなされ20%の税金がかかるので、400ポンドを納税。
高くね?福利なのに、税金かけるって酷くね?そこは、いい会社ですね〜、良かったですね〜。と目を細めて微笑んで見逃してくれよ!
Private Health InsuranceなどはNHS(無料医療サービス)があるから入る必要はないといえばないのですが、でもね、無料なだけに、NHSでの待ち時間の酷さや対応に耐えられず、ついPrivate Health Insuranceでプライベートの病院を選んでしまうのです。そしてその良さを経験してしまうと、やめられない。
そして一回でも加入してしまうと、重税がつらくなり、やめようかな?あまり使わないし、などとも思おうのですが、やめたら、なにか起こるかもしれない!と強迫観念に迫られるので、もう止めることは無理なのです。
ちなみに私は酷い胃痛で2年連続して胃カメラ検査を受けたことがあるのですが、初めはNHSで、2度目はプライベートの病院で、どちらがよかったなど言う必要もないかもしれませんが、あえていうとプライベートの病院は最高でした。
胃カメラ検査だけで対応がVIP扱い!みんな優しい!待合室ではなく個室が用意され、胃カメラ前は絶食なので、検査後の食事もついてくるの。どれも美味しそうでさ、デザートのアイスの種類が選べなくて迷っていたらで、お世話係の人が、じゃぁ3種類食べればいいじゃない。と。
マリー・アントワネットか!
もちろん3種類頂いて全部食べた!せっかくなのでマリーになったよ。
あと胃カメラを飲む時は、喉にスプレーをして喉周辺を麻痺させるやり方と、麻酔をかけるのと2択ありますが、麻酔をかけてもらうのをオススメします!
麻酔かけられてからの胃カメラ検査めっちゃ楽よ〜。
課税対象とはいえ8割引でサービスが受けられると思えば、まぁいいかって最近は思うようにしています。
ただですね、稀な経験かと思うのですが、HR(お給料関係を取り仕切る部署)のミスで、
今年の福利厚生の課税部分を天引きし忘れました。来月あなたのお給料から1年分一気に引き落としがされます。
とさら〜っとお知らせが来たりすることもあります。ええ、私に起こった実話です。
ある時、手取りが増えて、なんだろう?よくわかんないけど、うれしいな〜と思ったあの時から、天引き忘れられていたんだな〜。と気づきました。
その時点で問い合わせしとけばよかったんだけど、だって増えてたのよ!普通はだまってるよね。
そしてその増えた1年分を年度末に一気にお戻しする事になるので、HRのミスといえばミスなんだけれども、私も私だし、別に損しているわけでもないので、ぐっと
テメコラナニマチガエテイヤガンダコノヤロー!テメーラガワビテシハライヤガレ!
と文句を言うのをこらえ、
はっはっは、マチガエというのは起こるものですよ、そういう事もありますよ。リョウカイいたしました!と笑って答えましたよ。
人事を司るHRですからね。何事も穏便に済ませるのが一番ですよ。
今日も読んでくれてありがとう!巷はクリスマス間近で湧いており、町中は人で溢れています。それがイヤで、引きこもり気味のわたしはいつもより3割増しで引きこもっています。買い物はネットで!
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