*2023年9月、携帯キャリアEEの場合です。
近年のインフレで値上がりが止まらない携帯電話料金をまた格安に変更できないかと探していたのですが、思わぬところでBrexitの弊害がありました。
Brexitとは、EU加盟国であったイギリスが、何を血迷ったのか2016年にEU離脱賛否を国民投票で決定することにして、結果51.9%が離脱賛成で可決されたという、ほぼ半分のイギリス国民が反対しているのに離脱すんの?何やってんだイギリス、の事です。
当時は一大事の大騒ぎでざわざわしていたのですが、結果として個人的には何か大きく変わる事もなく、Brexitによって仕事は煩雑になった部分はありましたが、まぁ許容範囲。
唯一許せねぇ事は、欧州大陸に全オペレーションが移行してホッとしていた仕事が、Brexitによって、ブーメランで戻ってきたことですかね。
この仕事は長年、
欧州大陸の方がオペレーション大きいのですべてそちらでご対応いただきたく存じます。英国でのサポートはいたしますが、御支店にてご対応をいただけますと幸甚でございます。
と、ぐーーーーっと欧州支店に押し付け続けたやっと手放した仕事(くそ面倒くさい)だったのに、戻ってきちゃったよ、私の手元に!これに関してはいまだにBrexit許さないわよ!
Brexitによって変更される国際的ビジネスを今後どのように対応するかを考え競合相手の反応など探りつつ、しょっちゅう変わる政府のガイドラインに必死についていき、ビジネスを円滑に進めるために努力しなければいけなかったマネジメント及びそこら辺の人たちはものすごく大変だったと思います。私はそういう輪からまったく引っ掛からないところにいて、上が決めた決定事項に従えばいいだけなので、どーすんだろうな~。とお茶飲みながらのんびりしていました。
あと、Brexit以降はポンド安になったのも困ったかな。
で、携帯ネットワークに話戻るけど、EUのメンバーだったイギリスの携帯電話はEU加盟国に旅行した場合、イギリスにいる時同様のプランが使え、データのRoaming serviceが使えるのです。
Wi-Fiのない町中で使うMapとかレストラン検索や、WhatsAppなどで同行者とも連絡が取れるし、使い勝手がとてもよかったんですよ。
Brexit離脱が決まった後もしばらくはEU Roamingは使えていたのですが、最近は、もうダメです使わせてあげない。となりました。
もちろん追加料金を払えば使えるのでいざって時は大丈夫なのですが、でも1日2ポンドぐらい(EEの場合)するんですよ、けっこう高くないですか?
ネットで詳しく調べると、使えると使えないパターンが二つあり、私もヨーロッパに旅行する際に調べたところ、使えるパターンでした。
キーワードは、現行の契約が2021年7月7日、それ以前に契約したプランです。
なにかの理由でそれ以前の契約は変更しちゃだめシバリでもあるらしく、私の現行プランの契約は2020年に行っているので、EU roamingが使えました。
今のところ毎月5GBデータがあれば十分だし、毎年がっつり値上がりするといってもスタートが低かったので、まだ大丈夫。
まぁしばらくは様子見をしようと、のんきに構えておりました。
しかしつい最近にEEから
「今の契約は今年の10月で終わります。10月から毎月10ポンド、5GB 、Unlimited call and textのみの契約に移行します。」
とお知らせがきました。
えええ~、契約内容って一方的に変えられるのってひどくない?EU Roamingが使えないのは微妙に不便だからずっとEEを使っていたのに!
しかしですね、いきなり変更というのもあちらこちらから反発くらうからかワンクッションを置く措置が取られていて、この通常プランとは別に、
「Online Exclusive offer!今なら毎月7ポンド、5GB 、Unlimited call and text、EU Roaming込、ただしこの契約は24か月でそれ以降はEU Roamingができない契約に移行します」
なプランもありました。
EU Roamingがなくなるのは今か2年後か、毎月3ポンド値上げされるのが今か2年後かって選ぶとしたらまぁ2年後ですよね。
先日さくっと変更しました。一言もEEの人と話すことなく、すべてオンラインで完結するのがいいですね。
ただ今まで使っていたプランを変えるのにはとても神経質になります。
大丈夫、大丈夫、何度も内容を確認した(確認内容3つしかないのに)、これは詐欺られてもいないし、罠でもない。と自分に何度も納得させながら、変更しました。
たとえ損をしても10ポンドとかそんなもんだから気にするな。と自分に言い聞かせています。
2年後の事は2年後の私がどうにかしてくれるでしょう。
今日も読んでくれてありがとう!けっこう前の話ですが、ダンナが格安すぎるプランに入っていた時、何かの理由でそのキャリアのお店に行きスタッフさんが笑いながら、ダンナの情報をコンピューターで見せてくれたのですが(いいのかそれ?)、Not valued customer!(価値無し客)と記されていたそうです。ダンナとスタッフは、確かにね~。と笑いあっていたそうですが、定員さん、ダンナはまったく気にしてなかったけど、でも正直すぎるませんか?この格安すぎるプランも私のプランと同様に、ある日打ち切られて、ダンナはプリプリ怒りながら格安PAYGに移行しました。価値無し客なので特に引き止められなかったようです。
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