今年の漢字に「税」が選ばれたようですね。辛い。。。つらい言葉だよ。。。達筆の「税」の漢字が清水寺に飾られて、観光客も悲しくさせちゃわない?大丈夫?
少し前ですが、イギリスで2024年の予算案が提出されました。いつも秋に出されるので、Autumn budgetと言われています。
いつも思うけど、Autumnのスペル、意味わからんね。なんでMの次にNがくる?オウツムゥンって読んじゃうでしょ。
いろいろと財政政策が盛り込まれているのですが、私にダイレクトに響くのはNational Insuranceが減税になったことですかね。
お給料から天引きされる税金はIncome taxとNational Insurance で、今回はこのNational Insuranceが少しだけ減税になった模様。
現行12%から10%へ、2%の値引きです。
もう一つMinimum wage、いわゆる最低賃金額が上がりました。年齢によって違うのですが、最もメジャーな年齢層として23歳以上が現行£10.42から来年4月以降は£11.44に上がります。
この最低賃金の引き上げは以前から噂されていたので、これに伴い、Personal allowance枠が増えるのではないかと期待してたのです。
Personal allowance とは収入に対する非課税枠の事で、現行は年£12,570、これ以上収入があると、課税されるので、この非課税枠が増えれば増えるほど、手取りが増えるのです。でも今回の予算案では変更はなく来年も変わらずでした(´・ω・`)
今現在最低賃金で働いている人には朗報ではありますが、微妙にそれ以上で働いている人にとってはなにもいいことがない。何も変わらないんだったら、せめてPersonal allowance枠を引き上げてくれてもいいのに!
と同僚(駐在員さんなので、あまり関係ない話題。でも話を聞いてくれるものすごくいい人)に、グチグチ文句を言わせてもらいましたよ。
私は典型的なサラリーウーマンなので、収入を増やすには、減税されるのが一番手っ取り早い。
節約生活はすでに板につき、たまにトチ狂ったお金の使い方はするけれど、これ以上は無理。いろいろな行動に制約がつくのはイヤ。
副業みたいな小遣い稼ぎ的な事もしたけれど、小銭とばかにするなかれ。時間もかかるし、手間もかかるし、何より初めの第一歩の成果が小さすぎて、続かない。。。
それなのに、NIだけの減税だけか~。がっかりだよ。
今日も読んでくれてありがとう!最低賃金が増えるのは、これからワーホリでやってくる方たちには朗報かもしれませんね。なにしろ2024年からイギリスワーキングホリデー(YMS)の枠が1500人の4倍、6000人に増枠されることが発表されましたので、もしYMSでイギリスに渡英する方はこの最低賃金額を覚えていて、これ以上出さない雇用主に対して、最低賃金額ではないようですが?とチャレンジしましょう。イギリスに来てまでがつがつ稼ぎたくもない思いや、とりあえず手元にお金必要だから、多少低い賃金でもつける仕事につけばいいか~、と妥協したくなるかもしれませんが、イギリスはね、ラーメン、餃子、ビールで5600円かかる国なのよ。とにかくお金がかかるのよ。だから最低限のお賃金はもらっておきなさい。あと、低賃金のところは往々にして従業員を大切にしないところが多く、そこで働いている人たちは安い給料でこき使われているので、激しく理不尽な性格をしてる人が多いと思う。せっかくイギリスに来ているのに、嫌な思い出ではなく、楽しい思い出だけを持って帰っていってね!
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